富士宮市は南北に長く、高低差も3,741m(最低35m、最高は富士山頂3,776m)と日本一であります。したがって桜の見頃時期と一口に言っても同じ種類の桜でさえ、かなりのばらつきがあります。また高度35mという低地であっても伊豆地方のような早咲きの桜を見ることは稀で、遅咲きの桜にこそ富士宮市の桜の特徴があると言えましょう。

富士宮市の市花「フジザクラ」も遅咲きの桜のです。「フジザクラ」は5月から6月にかけて、他の桜が咲き終わった遅い時期に淡いピンクの小さい花を富士山一帯に咲かせ、富士山に春の訪れを知らせます。その可愛らしく清楚に咲く姿から、富士山本宮浅間大社の祭神「此花咲耶姫(このはなさくやひめ)」の化身であるとも伝えれれています。



それでは、富士宮桜巡りをお楽しみ下さい・・・・・・・・・・

地図番号 場   所 情          報
富士山本宮浅間大社
桜満開の参道を通り、楼門をぬけると正面が拝殿で、拝殿の右側にしだれ桜が植えられています。この桜は武田信玄が寄進したもので(現在は2代目)、境内のソメイヨシノより一足早く満開となります。桜の見頃にあわせて開催される「桜まつり」(例年4月初め)には桜の咲く社殿横の舞台で雅楽の演奏や舞楽も行われます。浅間大社横には「ふれあい広場」があり、その築山頂上からは360度桜の花を見渡すことが出来ます。
見 頃 3月下旬~4月上旬
見栄え★★★★★
位置座標(北緯,東経)35.2275627,138.6101674
360度パノラマ写真→(1)(2) 
写   真   →→→(1)(2)(3)(4)
(5)(6)(7)(8)(9)(10)
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稲瀬川の河川敷
稲瀬川の河川敷には約2kmにわたりソメイヨシノをはじめとして様々な桜が植えられています。桜並木が満開になる頃、歩道に植えられた菜の花の開花とも重なり、富士山、桜、菜の花といった美しいのどかな田舎を感じさせる場所とあって人気があります。例年4月の初めごろに「芝川日和 内房(うつぶさ)たけのこ桜まつり」が開催され賑わいます。
見 頃 3月下旬~4月上旬
見栄え★★★★★
位置座標(北緯,東経)35.1895595,138.5482835
360度パノラマ写真→(1)
写   真   →→→(1)(2)
大石寺
広大な敷地の中にはソメイヨシノ約5000本、シダレザクラ約150本が植えられています。重要文化財に指定されている「五重塔」や県指定の文化財「御影堂」や「三門」等、巨大な建物があり、参道水路を流れる水の音を聞きながら見る枝垂桜等々・・・・初めて訪れた人にとっては京都にでも来たような不思議な感覚を覚えます。総門南側の広い駐車場スペースには特に桜が多く植えられており、ここからは雄大な富士山が見えるので、例年花見客で賑わいを見せています。(注)平日は見学可能ですが、毎年4月初めの土・日は大法会が予定されているので一般の人は入ることはできません。
見 頃 4月上旬~4月中旬
見栄え★★★★★
位置座標(北緯,東経)35.2785731,138.585872
360度パノラマ写真→(1)(2)
写   真   →→→(1)(2)(3)(4)
潤井川の河川敷
 
潤井川は富士山の西側、大沢崩れで有名な大沢を源流とする川で、ここの河川敷400mにはソメイヨシノ約350本が植栽されています。川の両側には芝生が貼られており、いたる所から富士山が眺望でき、地域住民の散歩コースとして親しまれています。桜並木で有名な富士市の観光スポット「龍巌淵の桜」はこの川の下流になります。
見 頃 3月下旬~4月上旬
見栄え★★★★
位置座標(北緯,東経)35.2364753,138.5954689
360度パノラマ写真→(1)
写   真   →→→(1)
明星山公園

世界遺産富士山の眺望点(富士宮市指定)のひとつであるこの公園から見える富士山は有名ですが、桜も見事で、桜の季節は富士山と桜を一緒に観賞出来きます。 富士宮市南端の丘陵で、富士川、周辺市街、第二東名も見渡せる眺望の良いところです。展望台までの階段が急勾配で、自動車でのアクセス道路が一部分狭い砂利道があるので注意してお出掛け下さい。
見 頃 3月下旬~4月上旬
見栄え★★★★
位置座標(北緯,東経)35.1882969,138.6124634
360度パノラマ写真→(1)
写   真   →→→(1)
興徳寺
ここの寺は芝川の標高230mの高台に建つ寺院で、山号を「大日蓮崋山」と称する日蓮宗の寺院です。一般にはあまり知られていませんが、枝垂桜を背景に富士山を写真におさめられるスポットとして、写真家を中心に口コミで広がっている桜の名所です。市民に聞いてもこの場所を知る人は少ないと思いますので、下に座標がありますから、何も考えずに数字部分をコピペしてグーグルで検索してみてください。桜を楽しんだ後は、新稲子川温泉ユートリオでの休憩もお奨めです。
見 頃 3月下旬~4月上旬
見栄え★★★
位置座標(北緯,東経)35.2562971,138.5503032
360度パノラマ写真→(1)
写   真   →→→(1)
天母山公園
富士宮市北部の天母山の標高500mに位置し、桜の開花時期は標高が高いため市街地よりも1週間位遅めとなります。園内にはソメイヨシノを中心に、ヒガンザクラやオオシマザクラなど約300本の桜が咲きます。ブランコや滑り台遊具などもあり、子供達を遊ばせる芝生広場もあります。桜を楽しんだ後は、すぐ横にある「天母の湯」での休憩もお奨めです。
見 頃 4月上旬~4月中旬
見栄え★★★
位置座標(北緯,東経)35.2790504,138.6325075
360度パノラマ写真→(1)
写   真   →→→(1)
富士山さくらの園
 
富士宮市制60周年の記念事業として造られたのがこの公園で、県道152号富士公園太郎坊線(通称:富士山スカイライン)の富士宮側にあります。この公園の特徴は、様々な種類の桜を植えて早春の3月上旬から5月上旬まで花を見ることが出来ます。富士山スカイラインの道路沿いには、ここを起点として4月中旬頃になるとソメイヨシノやマメザクラが咲き誇ります。
見頃 3月上旬~5月上旬
見栄え★★★
位置座標(北緯,東経)35.2781461,138.6591794
360度パノラマ写真→(1) 
写   真   →→→(1)(2)(3)(4)
狩宿の下馬桜
ここは、桜に歴史的価値がある有名な観光スポットです。メインの桜は「狩宿の下馬桜(かりやどのげばざくら)」と呼ばれる国内最古のヤマザクラ(樹齢800年以上)で、昭和27年国の特別天然記念物 に指定されました。 開花時期は市街地よりも遅れ、例年4月中旬となります。名前の由来は1193年、源頼朝による富士の巻狩りの際に、源頼朝が馬から降りた所だといわれています。毎年4月中旬には富士宮市狩宿で「狩宿さくらまつり」が開催されます。
見頃 4月中旬
見栄え★★
位置座標(北緯,東経)35.3012458,138.5885113
360度パノラマ写真→(1)
写   真   →→→(1)
富士桜自然墓地公園
創価学会が設営する墓地公園で、信者でない一般客でも入園、見学ができます。富士山大沢扇状地の広大な敷地に計約8,000本の桜が植えられており、おそらく富士宮市内では一番多くの桜が植えられている場所と思われます。開花は市街地よりも2週間くらい送れ、天気が良ければ富士山の眺望も良く、満開の頃には多数の花見客やアマチュアカメラマンで賑わいます。
見 頃 4月中旬~4月下旬
見栄え★★
位置座標(北緯,東経)35.3380895,138.622342
360度パノラマ写真→ なし
写   真   →→→(1)
フィルムパーク
「フィルムパーク」とは富士宮市を代表する企業のひとつ「富士フィルム」の社宅や運動場がある場所でパーク内の道路脇には桜が多数植えられております。広大な私有地には一般市民が往来することは、めったにありません。その為か、桜の散る季節には桜吹雪が見事に舞います。これを「管理不足」ととるか「風情がある」ととるかは紙一重ですが、これほど見事な桜吹雪は一見に値します。
見 頃 3月下旬~4月上旬
見栄え★★
位置座標(北緯,東経)35.2183731,138.5941573
360度パノラマ写真→ なし
写   真   →→→(1)
天照教社
天照教社(てんしょうきょうしゃ)は伊勢神宮の分社で自然豊かな境内には、オオシマザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラなど約800本が植えられています。富士山の標高1000 メートルに位置するため市街地より約1ヶ月遅い開花となり、5月上旬頃まで桜を楽しめます。 清水次郎長手植えと言われる桜もあります。ここには1300年前の人魚のミイラが安置されているということでも有名ですが、一般には公開されておらず、見るには予約が必要です。
見頃 4月下旬~5月上旬
見栄え★
位置座標(北緯,東経)35.279911,138.7102648
360度パノラマ写真→(1)
写   真   →→→(1)






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